男性の体の変化

オリンピックで注視されているジカ熱

 

リオデジャネイロのオリンピックが、8月5日から開催されていますが、世界各国で選手のオリンピック参加辞退が騒がれています。理由としては、ブラジル経済の悪化から治安が悪くなっていることや、ジカ熱が挙げられています。

 

ジカ熱は、正式にはジカウィルス感染症という名称で、ジカウィルスを持った蚊を媒介とし感染します。それ以外にも輸血や性行為でも感染します。

 

ジカ熱が怖いのは、ジカ熱に妊婦が感染すると、知的障害をともなう小頭症の子供が生まれる可能性があるということだと思います。しかもジカ熱には感染を予防するワクチンは無く、ジカ熱への感染予防は「ジカウィルスを持った蚊に刺されないこと」という、運を天に任せるような状態で、そのような確実な安心がないことも、多くの人が不安を感じる原因となっています。

 

では、ジカ熱はブラジルをはじめとした中南米だけで流行しているのかというと、全くそうではなくて、現在の流行している場所がブラジルや中南米というだけなのです。ジカ熱が流行する可能性のある国は、中央・南アメリカやアフリカ、そしてアジア太平洋地域でも、発祥のリスクはあるのです。

 

また、ジカ熱が流行している地域に渡航した人々が感染して帰国すると、帰国後に自分以外に感染させ、蔓延してしまう恐れもあります。実際にスペインやイタリアでも感染者は確認されています。

 

日本では、蚊が越冬できない為に、流行することはないという意見もありますが、熱帯地域でしか確認されなかったデング熱が騒がれたこともあるし、また日本の亜熱帯化も懸念されていますし、ジカ熱についてもリスクが日本では全くないとは言えないと思います。